アスタリスクは、現在全国各地に数多くの事務所を展開している大手チャットレディ事務所です!
実際に働いている女性からも「女性スタッフから手厚いサポートを受けられる」「稼ぐためのノウハウを徹底的に教えてくれる」など、評判が高く有名ですが、実際のところはどうなのか気になるところですよね。
今回はそんなアスタリスクの創業者である伊藤社長に取材させていただき、アスタリスクが掲げるコンセプトや魅力に迫っていきたいと思います!
- 人気急上昇中チャットレディ事務所 「アスタリスク」はどのように生まれたか?
- “女性が主役”。本気で稼ぎたい女性のための徹底したサポート!
- 2度の失敗を糧に再起を遂げたアスタリスク。今後の展望は?
伊藤社長とライブチャットとの出会い
―まずは伊藤社長がライブチャットのお仕事と出会ったきっかけから教えてください。
私は高校を卒業する18歳の頃からライブチャット業界に携わっていまして、かれこれ12年間この業界に浸かっています。
ただ、高校卒業後にいきなりこの業界へ入ったわけでは無く、最初に新卒で入った会社は、大手自動車企業の下請けの工場勤務でした。
そこが当時、リーマンショックの影響をもろに受けてしまって、新卒入社でいきなり週休5日という状況でして。(笑)
―新卒で週休5日はさすがに焦りますね(笑)。
はい(笑)。なのでそこは1ヶ月で自分で辞めました。
それから求人サイトでオフィスワークができる就職先を探していたんですが、そこで見つけたのが現在では大手と言われるライブチャット代理店を運営している企業でした。
ただ、入社当時はまだライブチャットの担当ではありませんでした。
―なるほど、最初からチャットレディのお仕事という訳ではなかったんですね。
はい。今でこそチャットレディ事業を手掛ける会社は数多くありますが、当時はそこまで普及していなかったんですよ。なので最初は別事業の担当として働いてました。
それから1~2年くらいした頃に、会社で「チャットレディ事業を強化する」という話になって、当時の名古屋エリアでのチームメンバーとして携わったというのが経緯ですね。
―そうだったんですね。それから独立されてという流れでしょうか?
そうですね。そこからさらに2年ほど経ったタイミングで、同僚が独立するという話があり「一緒に独立してやろう」と自分も誘われて退社しました。もちろん会社側とも話し合いのもと、円満に独立したという形になります。
その会社は2ヶ月で潰しました…
―その会社が今の「アスタリスク」でしょうか?
いえ、実はその会社は2ヶ月で潰しました。屋号は同じ「アスタリスク」なんですが、厳密には「(旧)アスタリスク」といった所です。
―そうだったんですね。何故うまくいかなかったんでしょう?
女の子が集まらなくて、求人も上手くいかなくて、資金繰りが苦しくなり…
典型的なライブチャット代理店の失敗例っていう感じですね。
―なるほど。その後はどうされたんですか?
そこから人材派遣系の一般企業に就職したんですけど、ここも上手く馴染めず2ヶ月ほどで辞めることになりました。
そこから私の中の黒歴史の時代に入るんですけど…(笑)
―黒歴史・・・(笑)。やはり苦労された時代もあったんですね。
ほぼフリーターという感じですね。ナイトワーク系の内勤業務とかもしてました。(笑)
そこで「本当にこの先どうしよう…」と考えた時に「もう一度、チャットレディの代理店をやろう!」と思ったんです。
―2度目の挑戦ですね。
はい。地元の友達を誘って、愛知県の某市でライブチャット代理店を立ち上げました。
半年ぐらい続けたんですが、前回の独立時よりは一応売上は立っていたものの、どれだけ頑張っても利益はトントンといった感じで、「このままでは上手くいかないな…」と感じました。
その時にやっぱり愛知と言えば”名古屋”という大きなエリアでしっかり勝負しようと決意しました。
ダメ元で出資者を募ったら、300万円集まった。
―開業資金などはどうされたんでしょう?
当時はまとまった資金がなかったんですよね。貯金も0でしたし。
そこで「まずは出資してくれる人を探そう!」と考えました。
ネットで色々と調べていたら、出資者を探すWEBサイトを見つけたんですよね。
―投資家と起業家のマッチングサービスみたいなものですか?
そうですね。今でこそある程度知名度があるサイトなんですけど、当時はそういうサービス自体珍しかったので、「本当にこれで見つかるのか?」という不安はありましたが、ダメ元で応募してみることにしたんです。
―なるほど、そこで出資してくれる人に出会えたんですか?
はい。自分でパワーポイントを使い「ライブチャット代理店の開業計画資料」を素人ながら作り、興味を持って頂いた方へプレゼンをした所、数名の方に興味を持ってもらえました。結果的には出資してくださったのは1名だったのですが300万円ほど出資して頂けました。その資金を元に名古屋で1LDKのマンションを借りて、立ち上げたのが今の会社です。結果だけ言えば自己資金はゼロでアスタリスクを立ち上げた形になります。
―そうだったんですね。本当にそういうところから出資してくれる人が見つかるものなんですね。
本当に自分でも驚きましたね(笑)。Skypeで一度だけ面談した人から、こんな大金を出資してもらえたんですから。まさにエンジェル投資家でした。
そこからは試行錯誤の連続でしたが、経営も上手く軌道に乗っていきました。
当時は、また違う屋号だったんですが、2018年に本格的に全国へ店舗を拡大していくというタイミングで、ホームページもフルリニューアルし、”初心にかえる”という意味も含め、最初に作った会社の社名だった「アスタリスク」に屋号名称を変更したという流れになりますね。
アスタリスクグループは”女性”が主役
(アスタリスク新宿店のスタッフさんの様子)
―ここからはアスタリスク掲げるコンセプトや、他社との違いなどについてお伺いしたいのですが。
はい、アスタリスクの運営コンセプトはすごく明確で、大きく2つあります。
1つ目は「女性スタッフが主体」ということ。
2つ目は「スタッフが積極的に干渉する」ということです。
1つ目から詳しく説明すると、アスタリスクは「女性スタッフ在籍事務所」の先駆者と言っても過言ではないと自負しています。
今でこそ女性スタッフ在籍のチャット事務所って当たり前になっていますが、実はアスタリスクが女性主体のチャット事務所を作ったのがきっかけで”女性スタッフ”という文化がチャット業界に浸透していきました。
アスタリスクグループ全店には必ず女性スタッフが居ます。それもただ在籍しているだけではなく、女性スタッフが”主体”となって事務所を運営しているという点が大きな特徴です。
他社でも「女性スタッフ在籍!」と謳っている事務所は多く存在しますが、実態としては男性スタッフ中心の運営体制のところがまだまだ多いです。(未だに女性スタッフが居ないにも関わらず”広告宣伝として記載しているだけ”の店舗も非常に多く存在します)
―今インタビューさせてもらってる新宿店もみんな女性スタッフさんですもんね。
そうですね。新宿店は私含めて全11名スタッフがいますが、私以外は全員女性スタッフです。
また、全員が元チャットレディとして実績を出していた経験があります。
―女性スタッフ主体で運営していくと決めた理由は何でしょうか。
理由としては、やはり私自身が当時この業界に対して「男性社会」という印象を強く感じていて、そこがずっと引っ掛かっていたんですよ。
チャットレディさんは女性ですから、男性より女性スタッフの方が仕事の悩みや相談がしやすいだろうとはずっと思っていました。
なので最初に女性スタッフを1人雇用してみたんです。
それが今隣に座っている”むっちゃん”なんですけど。
(写真右:アスタリスク全店のエージェントマネージャーを務める”むっちゃん”さん)
―むっちゃんさんが、アスタリスクの初代女性スタッフということですか。
はい、むっちゃんがスタッフとして非常に優秀で、それを見て「これは男性の自分が前に出るより、女性がマネージメントをした方が絶対に上手くいく。」と確信しましたね。
また、当時、弊社はまだまだ弱小代理店だったので、大手他社に勝つために凝り固まった考えの他社が真似できない戦略として「女性スタッフが主体」というコンセプトで勝負できるとも考えました。
アスタリスクは「スタッフが積極的に干渉」する。
(写真:スライド資料を使った研修の様子)
―2つ目のコンセプトについて聞かせていただけますか。
2つ目は「スタッフが積極的に干渉する」というところです。
アスタリスクは「スタッフが研修、アドバイスを積極的に行っていく事務所」と明確に位置付けています。
チャットレディさんは「口出しされたくない。自分のペースでやりたい。」という層と「積極的にアドバイスが欲しい。」という大きく2つの層に分かれると思っています。
この考え方が異なる2つの層を両方マネージメントするのはすごく難しくて、どっちつかずで中途半端なサポート体制に陥りやすいんですよね。
なので、アスタリスクは「スタッフが積極的にアドバイスする」という方針を大事にしています。
逆に「一人で自分のペースで、自分のやりたいようにやりたいという方はアスタリスクには不向きです」とホームページでも謳っているくらい明確にしています。
LINE直通で税理士に相談できます。
―話が少し変わりますが、税金周りのサポートサービスを始めたと聞いたのですが、具体的に教えてもらえますか?
はい、内容としてはアスタリスクが契約している顧問税理士と、LINE直通で確定申告や税金に間する相談ができるというものになります。
―それは素晴らしいですね!これは全店舗で利用可能なのでしょうか?
現在はアスタリスクの名古屋栄店、東京新宿店、大阪梅田店の直営店のみで公開しているのですが、将来的にはこれをアスタリスクの全チャットレディさんが使えるようにしていく予定です。
―確定申告で悩みを持っている方も多いでしょうし、チャットレディさんにとってはすごく有難い仕組みですね。
確定申告や税金に関しては、あらぬ不安を抱えている方が多くいらっしゃいます。
最初は私が直接相談に乗っていたりしてたのですが、やはり在籍する女性も多くなってきたのもあり、直接税理士に相談できる環境を作ろうと思って始めました。
あと、これは実費にはなってしまうんですが、今後は直接税理士さんと顧問契約できるような仕組みにもしていきたいと思ってます。
通勤チャットレディ事務所としてシェアNo.1を目指す
―アスタリスクの今後の目標や展望をお聞かせください。
アスタリスクの目標としては、「通勤チャットレディ事務所 シェアNo.1」を目指していきます。
また、これは業界全体に対して感じている課題にも繋がるのですが、ライブチャット代理店のビジネスに参入するハードルを少しでも上げたいという思いがあります。
ビジネスの参入ハードルの低さが、質の悪い管理体制の事務所が生まれる元凶だと思っているので、そういう事務所が少なくともアスタリスクから生まれないよう加盟店の審査基準や条件もしっかりと見定め、アップデートしていきたいと思っています。
―最後にこの記事を読んでる方々へのメッセージをお願いします!
チャットレディさんだけじゃなく、スタッフをやりたいと思っている方、代理店に加盟したいと考えている方、全ての方へ伝えたいのは「アスタリスクは100%完璧な事務所ではない」ということです。
合う方もいれば、合わない方もいるので、しっかりと他社と比較検討をして頂きたいなと思っています。
アスタリスクグループ内でも店舗によって雰囲気や待遇など違いますので、ホームページ(特にブログ)をよく読んでいただいて、「本当にこの店舗で働きたい!」とアスタリスクの魅力を感じていただいた方に、是非ご応募頂きたいです!
●Twitterアカウント
伊藤社長:@Asterisk_iTo
むっちゃん:@Ast_muchu