チャットレディ確定申告経費

チャットレディで一定以上の収入を得たら、確定申告で税金を納める必要があります。
少しでも節税したい!という人は使った経費をしっかり落としましょう!

チャットレディ経験者

確定申告初心者の人にとって、「チャットレディは何を経費にできるの?」「いくらくらい経費になるの?」など疑問を感じてしまいますよね。
仕事とプライベートどちらでも使った場合など、曖昧な点が色々あって不安になるかと思います。

そこでこの記事では、チャットレディが確定申告で落とせる経費、平均目安と注意点について解説します!
確定申告が初めての人はぜひ参考にしてくださいね。

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チャットレディの経費とは?

チャットレディの経費とは?
確定申告を行う際に必ず計算して欲しいのが経費です!
収入から経費を差し引いた金額を申請しないと大きな納税額になってしまいます・・・。
チャットレディのみなさんも経費をしっかり計算をして、確定申告をお得に行ってください!

経費の対象になるもの

チャットレディの経費はチャットに関わる出費すべてが対象になります。
お仕事のために買った小道具や衣装など、何かしらあると思うのでよく思い返してみましょう。

確定申告を行う際には、前年度1年間の年収所得を計算して提出することになります。
その際に、経費が多いほど所得税を減らすことができるんです。

「えっ、こんなものも経費にしていいの?」と最初は戸惑うかもしれませんが、チャットレディに直接関わっているものなら大丈夫です!
とにかくチャットレディに関する支出を洗い出してみてください。

経費に当てはまらないもの

逆に、あいまいで税務署が認められないケースもあるので注意しましょう。
チャットレディの経費に当てはまらないとされるのは、仕事とプライベートの区別をつけにくいものです。

仕事とプライベートで使うものに関しては、「按分(あんぶん)」という方法で経費に含めることができます。
例えば、脱毛費用やアクセサリーのようなものは「費用の30%を経費にする」といった方法で計上しましょう。

しかし、「おやつ代」「休日のランチ代」などチャットレディに関係ないものは経費にできません。
なおかつプライベート感が強いものは経費に認められないケースがあるので注意してください。

チャットレディの経費になるもの一覧と確定申告での計上の仕方

チャットレディの経費になるもの一覧と確定申告での計上の仕方
ではいったい何が経費になるのか具体的にお伝えしていきます!
普段お仕事をする際に使うもの、周辺環境、職場の付き合いなどを思い浮かべてみてください。

ここでは、確定申告の際にチャットレディの経費になる具体例をあげてみます。
計上の仕方についてもチェックしてくださいね!

通信費

チャットレディが配信する時に絶対に使う通信費ももちろん経費になります!
確定申告では「通信費」という項目で、インターネット代やスマホ代(毎月の利用料金)を経費に計上できます。

「パソコンだけでチャットレディの仕事をしている」という人はインターネット代のみですが、「パソコンとスマホを併用している」という人はスマホ代も含めてOKです。
仕事とプライベートで併用していると思いますので、30%〜50%の割合で按分します。

ただし、通勤チャットレディの人は事務所側が負担しているので経費にできません。
自宅でも仕事をしている人は経費にできますが、完全に事務所で仕事を済ませている人は対象外になるので注意してください。

衣装・美容代

チャットレディ衣装選び
お仕事のために買った洋服やコスメ代などもチャットレディの立派な経費です。
洋服は「衣装代」、コスメ代は「美容費」として計上しましょう。

イベント時のコスプレやカチューシャ、ウィッグやカラコンなども衣装代に入れて大丈夫です。
美容費にはコスメ代以外にも、ヘアセット代やエステ代なども含めることができます。

ただし、プライベート感が強いものに関しては「仕事で必要なもの」と胸を張っていえる内容に留めないと税務署から指摘される可能性があります。
仕事とプライベートを分けることが難しい場合は、按分で経費に計上してください。

パソコン・スマホ

チャットレディの仕事をするにあたってパソコンやスマホを使用するかと思います。
ただ、チャットレディのためだけにパソコンやスマホ本体を購入する人はほぼいないですよね?

この場合は、仕事とプライベートを按分して経費に計上します。
ここで注意ですが、10万円未満のパソコンやスマホは「消耗品費」として計上できますが、10万円以上のもの「減価償却費」として計上しなければりません。

減価償却費とは、固定資産として数年に渡って経費として計上する方法です。
ちょっと難しいですが、パソコンやスマホって毎年買い換えたりせず数年使い続けますよね。

ですので、確定申告で10万円以上のパソコンやスマホを経費にする場合は「減価償却費」にします。
そして「耐用年数」という項目は4年にしましょう。

注意

10万円以上のスマホの耐用年数も4年でOKとされていますが、不安な人は税務署など専門家にご相談ください。

周辺機器

周辺機器
チャットレディの経費にはほかにも色々あります。

周辺機器
  • Webカメラ
  • 照明
  • ヘッドセットマイク
  • インテリア

チャットの配信に必要な周辺機器は「消耗品費」として計上できるので、仕事に使う道具をしっかり経費にしましょう。
ソファーや机など、プライベートでも使用する頻度の高いものは按分した方がいいですね。

家賃・光熱費

主に在宅チャットレディが対象ですが、家賃(賃貸のみ)や光熱費も経費に含めることができますよ。
光熱費は主に電気代がチャットレディの経費になります。

この場合も全額ではなく按分で計上することになりますが、割合に迷ったら次のような考え方で振り分けてみてください。

家賃と光熱費の按分

・家賃5万円の2部屋ある自宅の1室を仕事に使用
=自宅の50%を使用とし、2.5万円を経費にする

・1ヶ月の電気代6,000円の自宅で1日6時間仕事をしている
6時間÷24時間×100=25%なので、1,500円を経費にする

結婚している主婦の人は、生計を共にする夫名義の家賃も「事業主借」の科目で経費に処理ができるのでぜひ覚えておいてください。
親が家賃などを支払う実家暮らしの人については、基本的に経費で落とすことはできません。

交通費

通勤チャットレディの人のみですが、自宅から職場までの交通費を経費にすることができます。
あくまでもチャットレディ事務所に行く目的に使用した交通費のみです。

セミナー・交際費

チャットレディ事務所が開催するセミナーや交流会への参加費用も経費に計上可能です。
こちらも仕事に関することのみですが、チャットレディ同士で食事会を行った場合の飲食代も経費に含めることができます。

チャットレディの経費の平均目安は?

チャットレディの経費の平均目安は?
チャットレディの経費になるものは想像以上にたくさんありますよね。
「100%チャットレディのために使用した」というものは按分する必要はありません。

ただ前項でもお伝えしたように、経費の中には仕事とプライベートで共用するものがあるので、その際には「按分(あんぶん)」をする必要があります。

目安

チャットレディの経費の平均目安は収入の50%以下です。

例えば、年収所得100万円に対して経費50万円くらいは計上できますが、それ以上については胸を張って証明できないと怪しまれてしまいます。
按分に迷う場合は30%〜50%くらいの割合で計上してみましょう。

チャットレディの確定申告!経費に関する注意点

チャットレディの確定申告!経費に関する注意点
しっかり経費として落とすにはいくつか気をつけたい項目があります。
ここでまとめたチャットレディの経費に関する注意点をぜひチェックしておいてください。

領収書とレシートは必ず保管する

経費として証明するために、領収書またはレシートを必ず保管しましょう!
保管期間は白色申告で5年間、青色申告で7年間が義務付けられています。

タクシーを利用する人は必ず領収書をもらうようにしてください。
交通ICカードを使用した場合は、駅構内の専用機またはウェブの利用履歴を明細書として発行できます。

確定申告にはクラウド会計ソフトを使うのがおすすめです!
クレジットカードや銀行との連携にも対応しているものなら、初心者でもスムーズに申告ができますよ。

仕事とプライベートは按分する

前項でもお伝えしましたが、経費の中には仕事とプライベートで共用するものがあります。
プライベート感が強いものは経費に認められないケースもあるので、しっかり按分をするか、迷う場合は税務署へ問い合わせてみてください。

まとめ

今回はチャットレディが確定申告で経費にできるものについてお伝えしました。
基本的に仕事に関するものなら経費にできるので、想像していた以上のものが当てはまるかと思います。

確定申告をするのは面倒かもしれませんが、経費が納税額に大きな影響を及ぼすのでしっかり計算しましょう。
よくわからない場合は早めに税務署に問い合わせることをおすすめします!