ある日突然「ライバーになりませんか?」という勧誘DMが届くと、怪しいと思いつつ内容が気になってしまうものですね。
このようなライバー事務所を名乗るスカウトDMがSNSで飛び交っていますが、受け取った際にはどうすべきでしょうか?
この記事では、ライバー事務所からスカウトDMが届いた時の対応と本物と詐欺の見極め方をまとめました。
ライバー事務所がスカウトする目的とは?
最近ではライバーは稼げる職業として注目をあつめ、育成サポートを行うライバー事務所も急増しています。
「〇〇公認ライバーをやってみませんか?」
「ライバー事務所〇〇の採用担当〇〇と申します」
実際にはこのようなスカウトDM内容が多いです。
ライバー事務所からスカウトされてライバーデビューをする人も増えており、中にはスカウトを期待して待つ人もいるんだそう。
しかし、ライバースカウトは経験どころか興味のない人にもSNSを通じて行われています。
そもそも事務所はなぜライバースカウトを行うのか、その目的について迫ってみましょう。
ライバーへの誘い
ライバー事務所がスカウトDMを送る目的は主な2つです。
- 単純にライバーへの誘い
- 公式サポーターへの勧誘もある
あらためてライバーとは、動画配信アプリで投げ銭などを受け取って稼ぐことができる人のことです。
そんなライブ配信業界は最盛期を迎えており、配信者であるライバーを広く募っています、
そこでライバー事務所が注目するのが、SNSで際立った活躍を見せる人です。
フォロワー数が多く、自撮り写真や動画投稿を頻繁に行っているSNSアカウントを目を光らせて探しているようです。
事務所側はライブ配信で活躍をしてもらうために、「ライバー事務所ですが」と名乗りスカウトDMを送ります。
一般ライバーよりも公式ライバーの方がサポート体制や還元率もよくなるため、興味がある人はスカウトでの誘いを前向きに受け止めるべきでしょう。
また、違うパターンとして、ライバーを誘致する「公式サポーターになりませんか?」というスカウトも行われています。
いずれにしても、信用できる事務所なのかを知る必要があります。
詐欺・イタズラ
一方で気をつけたいのが、詐欺やイタズラ目的のスカウトDMです。
ライバー事務所を名乗っていても、実は架空の会社で個人がイタズラをしている場合もあります。
もっとも注意したいのが、ライバースカウトを名乗る詐欺や勧誘です。
過去にあった例ではこんな内容がありました。
- セミナーへの勧誘
- 登録料やレッスン料を請求する
- キツいノルマや制限がある
- ライバー以外の仕事を勧めてくる
- 個人的に会おうとする
このような悪質な事例が実際に起こっているので、少しでも「怪しいな」と感じた場合は警戒しなければなりません。
ライバー事務所からスカウトされた時にすべき対応
正規の勧誘が行われる一方で、怪しく悪質な勧誘もあるスカウト行為には警戒しなければなりません。
ライブ配信に対する興味に関係なく、勧誘DMには正しい対応を行いましょう。
ここで、ライバー事務所からスカウトされた時にすべき対応についてチェックしてください。
興味がないなら無視またはブロック
「ライバーに興味はない」という人であれば、すべて無視してしまいましょう。
SNSに無数に届くDMに対して、いちいち対応するのは時間がもったいないです。
中にはクリックしては危険なリンクを含んでいる場合もあります。
しつこく何度もDMを送ってくるアカウントはブロックしてしまい、トラブルを未然に防ぐことが重要です。
怪しい事務所ではないか調査する
「ライブ配信に興味がある」「ライバーで稼いでみたい」と思った人は、スカウトDMの送り主をしっかり調査しましょう。
以下では、怪しい事務所ではないかを見極めるチェックポイントをまとめました。
- 詐欺ではない
- 金銭を要求しない
- 公式ライブ配信のアカウントである
- 大手ライバー事務所である
- 有名ライバーが所属している
- 悪質な評判がない
- サポート体制が整っている
大手ライブ配信サービスであれば、アカウントに公式マークがついています。
送り主のアカウントに公式マークがあるか確認をしましょう。
ライバー事務所からのスカウトであれば、フォロワー数とHPを確認を行い、有名ライバーの所属人数や評判を必ずチェックしてください。
大手ライバー事務所であれば金銭を要求することはありません。
そして契約内容にはしっかり目を通しましょう。
大手事務所であっても、ライバーにとっていい結果を生み出さない場合もあります。
事務所とのライバー契約はよく見極めてから!
「公式ライバーになりませんか?」
「マネジメントさせてください」
このようなスカウトDMが届き、相手が公式アカウントや正規のライバー事務所だとわかっても契約は慎重に行ってください。
- ほかの媒体(ライブ配信・YouTubeなど)への出演が禁じられる
- 自分にとってキツいノルマがある
- 十分なサポートが期待できない
- スタッフの顔が見えない
- ネットでの評判が悪い
専属の公式ライバーになるとほかの媒体に出演できない、などの制約はよくあります。
注意すべきは、契約を解除や移籍ができなくなったり、退会後もライバー活動を禁じられるトラブルです。
「3年は辞められないといわれた」
「契約解除後1年活動を禁止された」
このようなケースが実際に起きているので、契約する際はしっかり内容を把握しなければなりません。
大手とわかっていても直感的に「なんだか怪しい」と思う場合は、契約を見送るべきでしょう。
まとめ
ライバースカウトが盛んに行われている今、騙されないための自己防衛が求められています。
もしスカウトDMに興味を持っても、まずは怪しんで確かめることが大切です。
契約に進む際にも、自分にとって好条件の内容かよく検討してくださいね!